2012年12月6日

その6


初日から立て続けに3回見た後、忙しかったのもあり中々映画館に足を運べませんでした。もうその間他の方も多く書かれていると思うので、ここではつらつらと。
やっぱりというか、4回目も映画の間終始ニコニコして、またも途中でうるうるしてしまい、結局終わった直後に次の回の切符を買ってしまい、5回見てしまうことになったのでした。
今回やっとカイゼリンの美しさが判った気がする(ずっと、認識する前に終わっちゃう感じで・・・)
白く発光するところなんかは鳥肌物でした。あの色合いは何を意味するのか、そのうち分かるのでしょうか。マーク2や破烈の人形も、やっとディテールをちゃんと見た(認識した程度ですが)気がします。
そして「、見たいな」と可愛く言っているLDIの台詞と金属音を伴う髪の流れに、うっとりとしてしまうのでした。

さてもう今更なのかもしれませんが、まず最初にごめんなさい。
ビギナーズガイドの最初に出て来るのは鳳凰じゃなくて・・・ラブでしたね^^;
じゃあ彼?が落とすものは羽ではなく・・・鱗か?でもひらりとするものですよね。
彼はLEDなのかはよく分かっていません。もう言葉通り「GOD of FSS」でも良い気がしますが。色々いそうだから神様にも。もしLEDだったら、彼はすえぞうの先代?なのかな・・・

ただ色々説はあるこのGTM,私も勢いとはいえ多いにぶちまけたことを反省し、分かるものは訂正しようかとあれこれ確認もした(ツイートに色々上がっている小ネタ・・・市場の中にLDIがいる、とかは2度見たのに分からなかったよorz)けど、寧ろ「やっぱりそうだよ!」と思う事のほうが多く、これじゃ駄目じゃん、と大いに悩み中です。
今回は今まで書いたこととはちょっと違う項目を2,3だけ。皆さんもう気が付いている事でしょうし、またどう思われているのかわかりませんが・・・

・LDIの言う「1500年後」
3000年後のほうは多分魔導大戦~AKD侵攻~カラミティ崩壊あたりで良いと思うのだけど、1500年後のシステム・カリギュラは何を?
それで同時に気になったのが映画内で言っていた「平和を築く堅牢なシステムを」(みたいな事)。
東西の大国が一つにまとまってフィルモア帝国が出来、惑星連合の平和の礎となるように、これに準ずることが→事件を伴って、その後星団が一つになるようなある事が起こるのかな、と。
と思うとやはりここは星団法制定あたりの事を指しているのかな?と感じています。
DESIGNSにも天照のミコト、コーラス19世のエピソードが今後用意されている事が書かれ、星団法についての記述もいくつか見受けられます。星団法が出来たのは2000年初頭とあってちょっと微妙ではあるのですが・・・ただこのあたりに「聖宮ラーンの東宮西宮蜂起」というのも入ってくるので、この争いに各国の思惑、及びシステム・カリギュラの暗躍はありそうかな、と。
同時にこの話はゴティックメード時代(よりもずっと前、AD世紀から)のフィルモア、巫女などの超帝国系に属する人類の叡智の流れに、新たな潮流(AKD,コーラス)が入り込んでくる展開にもなるはずなのですが。そう考えると、フィルモアの歴史って凄く厚みがあると思うし、AKDやコーラスは物凄い勢いで台頭してきたことになりますね。なるほど、DESIGNSのラルゴやギエロの記述がああなるわけだ。

・最後のシーン、クリスティンが籠を持っていますが・・・
私は最後のシーン、もう目が皿になっても良いからの勢いで背景を見ておりました。あれはどこか。
円形の建物群に塔が幾つか立っているように思えたのですが結局分からず^^;ただ、画面右下に詩女を象徴する黄色いシンボル?(セイラーにも付いていたように思うのだけど)をモニュメントにしているような場所があるんですよね。パンフレット最後にあるあのマークです。
そうなるとあれはやはりプロトン城じゃなくて聖宮ラーンなのかなぁ・・・でもラーンまだ出てきてないのでこればかりは。(2巻のフィルモアのイメージに円形の建物群が出て来ることは出て来るんですが。)
ただ気になったのが、クリスティン(という事にしておく)が花の種の入った籠を持っているのですね。全然気がつきませんでした^^;
3000年経っても失われなかったセレモニーが行われる、といった風情なのでしょうか?
これは誰が、何のためにか。可能性として頭をよぎったのが
・後年の人々がベリンの功績をたたえ、そういう儀式を(ラーンで)行っている
・トリハロンがベリンの事、平和を忘れないようにと種をまき続け、それが儀式となって(フィルモアに)残されている
・・・なんですよ。後者ならこれはプロトン城でないと話が合いません。
「花が咲いたら思い出してくださいね」とベリン言っているしね・・・どっちなんでしょう?言われているラーンの腐敗がこの頃どうなっているのか良く分かりませんが、後者の方がロマンチックで良いなぁ・・・おっと、これは単なる偏見です^^;
これとは直接関係はないですが、町の背中に天使の羽を連想させる小さなマントをつけていますね。可愛いけどあれは何か意味があるんだろうか・・・

・最後の人物について。
今回1度目でおや?と思ったのに2度目瞬きしてしまい確認できなかった事が^^;
ボットバルトの服の模様・・・あれ、ブルー・スーツのエストに入っている模様に似ていなかった?
と思って見よう見ようとしていたのに、おい^orz
ボットバルトがバルバロッサ王家のひとである事は確認できるのですが、
「バルバロッサはレーダー、フィルモア両王家にかかわり、名前を隠す為にレーダーの名を持つ。独自の家紋と王家色がある」というDESIGNSでの説明に沿おうとすると・・・この家紋ってひょっとするとドナウ帝国の家紋?クリスの襟にも例の人物にもドナウ帝国の紋が付いていましたよね。(あれはFSSでは今まで登場していません。)
そして色。私てっきりボットバルトの服色からエビ茶色かと思っていたけど、・・・黒?(ボットバルトの服は確かに黒の面積も多いが)
だとしたら、ブラック・プリンスことノルガン・ジークボゥはやはりバルバロッサ王家の人という可能性が・・・
ただバルバロッサは先に書いたとおりレーダーの名前を持ってます。今までは君主を出していませんがかなり重要な家系の人物で「カーテンの奥の奥」から出て来ることが決まっています。
となると全部盛りコース「ジークボゥ=レーダー9=もとはバルバロッサの重要人物」なのかい??
(しかも私の場合、ここに更に→”トリハロンによく似た人”という更なる盛りが^^;でも改めて画面で確認し、絶対似てると思った。彼が皇帝になった17年後、はあの人物くらいの風情になっているだろうし。DESIGNSでの表記から、”~に似た人”とはほぼ同じ人物、ぶっちゃけ魂が一緒なのではないかと考えてます。これが書かれている人物はかなり少ないですが他にもいます。血脈とも関係なく)

ここで気になったのが、この人物が帽子にウォータークラウンをつけ、トリハロンの茜の衣を同時に身に纏っていた事。ウォータークラウンはレーダー王家のシンボルで、茜の衣はフィルモア王家の象徴でもあり、同時はありえないから。
でもバルバロッサ家のあの説明なら、レーダー9がバルバロッサ家の人なら同時につけていてもおかしくないか・・・よく分からんなぁ^^;
やっぱり、結局もう一回映画観ないと駄目?
・・・今回も、結局先生の高笑いが聴こえてくるような、そんな気分になるのでした^^;

20121206 チーク(cheekandlip)

追伸 個人差はあると思いますが、この映画は、映画館のやや前よりで見たほうが、一層迫力が出て良いんじゃないかな、と思いました。4回目は前方よりの真ん中席、5回目はど真ん中で見たけど、4回目の方が驚きも大きかったしチェックもしやすかったように感じました。
大都市では上映も終わったところがあり、新宿もこの週末から劇場が小さくなります。一方その広がりは段々とあちこちに回り始めています。どうぞこの素敵なお楽しみを、あなたのお近くで体感できますよう。


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