2015年4月27日

作品を一切を読んだことのない人の映画感想。「ドラゴンボールZ 復活のF」

こちらのブログを書くのは二年ぶり?になるのでしょうか・・・
そして何故かまた映画作品の感想文です。
私個人はなんということか、「花の詩女 ゴティックメード」以外の作品では「風立ちぬ」を見てから映画館に足を運ぶことはずっとずっとしていなかったことでした。
コンサートや他のことで忙しかったのもあったのですが、「1時間以上拘束されて興味がわかなかった時の損失」が辛かったのかもしれません。

なのですが、2015年4月、突然私は4回も映画を楽しんだようです^^;
一つはTOHOシネマズ新宿でのこけら落とし上映で行われたゴティックメードだったのですが、それにしたって、こんなことは非常に珍しい!!
「ディオールと私」
「ROAD」
どちらも映像はとても美しく、また繰り広げられるドラマに魅せられた時間でした。(偶然ですがどちらもドキュメンタリー映画でしたね!この2作品はどちらも現在も上映中&全国巡回するようなので機会がありましたら是非皆様もどうぞ!)

しかしこの映画に関しては・・・自分でどうして選択したのかもよく分かりません。
永野護先生と川村万梨阿さんのサイン色紙を見たいがゆえに、劇場(TOHOシネマズ新宿)に入るには何か作品を選んで映画を観てこなければなりませんでした^^;
そして散々映画館の上映リストを見て悩み、私が選んだのが・・・何故かこのドラゴンボールでした。
私はこの漫画も一切読んだこともなく、よりによってIMAX3D上映形式でチケットも一番高かったこの作品を選んだのは・・・、脚本を原作者の鳥山明先生ご自身が書いているというニュースを何処かで目にしたような記憶があったから、かも知れません。(IMAXという上映システムにも非常に興味はありましたが)
でも今思えば、この作品に私が呼ばれたのかもしれないなと、思いました。

映画を見た二日後にSNS/Google+でこの映画の感想文を書いています。
その後劇場入場者特典で頂いた謎の冊子を開いたのですが、これがなんと設定資料集でした^^;
それでキャラクターのお名前とかある程度のこともわかったのですが、この後の本文はあえて直しませんでした。
しかし鳥山明先生と永野護先生・・・ひょっとして天才は何処かでえらく似通っている?
そんな事を思いながら設定資料集を眺め、鳥山明先生のお言葉にどこか考えてしまったりしてしまうのでした。

では漫画作品を一切読んだことのない私が鑑賞した「ドラゴンボールZ 復活のF」(なんと映画化19作目らしい)の感想文をこの後でお送りすることにします。
ネタバレ注意ものだと思いますので鑑賞予定の方は読むのを避けて下さいね。
(尚、永野先生ファン向けのことは私の別ブログ”絶対秘密。”で書かせていただきました。ご興味有る方は良かったら。)





・・・いや一本の作品として大変面白かったです!
というのも「メインのキャラクターには伏線が敷かれ、説明的ではなく実情やデザインで短い時間でもきちんと描かれており誰が誰だか混乱することもなくきちんと物語を追えた」点にあると思いました。
恐らくドラゴンボール、漫画はもっともっと沢山の登場人物で彩られていると思うのですが(名前だけ出てきてカットされたような人物もいたような気がする)
主役、敵役、仲間たち、キーパーソン数名、オマケ的彩り(多分漫画では重要なキャラクターだろうと思うけど…)と私でも明快に分けられる。
申し訳ないけど雑魚は間違いなく雑魚と一目でわかるものなぁ…( ̄◇ ̄;)
あ、もう退場しちゃった、となった敵の部下2人とか。

私が一瞬?となり事態を理解するのに多少時間がかかったシーンは二つありました。
「一つはメガネのジャージ姿の方が孫悟空かと思っていたこと。
もう一つはアイスサンデーの山が誰かと連絡を取るときに使われたことです。」
そのシーン直後では??となりましたが何方も映画の進行でスムーズにわかり嗚呼、成る程ね、となった時、どうしてあの青年がジャージなのか(あんまり闘うのは好まない?)とか、そりゃアイスサンデーは釣るのにぴったりな素材だよなぁ(まさか神様だと思わなかったけどσ(^_^;)と補完出来る。
となると疑問を抱くことなく目の前のアクションシーンに専念出来ます。スカッとしますしね(;^_^A
そして適度にギャグが挟まるので(;^_^A緊張感も時折弛緩し、ちょっとホッとしたりもしました。

「そして申し訳ないけど敵役は味方を手にかけた時点でこりゃ幾ら強くてもダメなやつだな、
一方悟空のライバル?はプライド随分高そうだけど一方高潔そうでもあり、悟空の味方にはなりたくなくても、そんな楽して勝利を得たくないだろう。」
というのがその前から随分と伝わってきていたので、展開にそうだよねー!と(^_^)vなりました。この方とても格好良かったです。
そして神様はどう考えてもあの面子で一番強いのに、起こっている事に無関心。でもさ、食べ物につられるなー!という感じも好きでした。
(でも流石に地球が滅んだら大変だから最後に少し手を貸しましたね。その辺と「情け深いのかもしれないが甘さがある」悟空の成長物語にもリンクしてたのも納得し爽快でもありました。)
アクションシーンも昔のジャッキー・チェンのカンフー映画を彷彿とさせ、しかしアニメーションらしくド派手。とても面白かったし迫力があって良かったです。
脚本が鳥山明先生ご本人だったそうですが、「きっとこの辺りは漫画ファンが知っているだろうから」とすっ飛ばしたりせずにメインキャラクターを丁寧に描きメリハリをつけてたのが大変有難かったと思います。

しかし最初にあった、重要とは思えない描き方をしていた願いを叶えるシーン。
犬の忍者くん?は実は影で世界を救ったのかもしれないのでしょうか…( ̄◇ ̄;)

そんなところです。

※あ、今回はIMAX3D(初体験)で見ましたが、3Dで一番驚いたのはIMAXの紹介プロモであって、この作品ではオマケだろうなぁ…(将来これをターゲットにした作品が製作されればそれは凄いかも。自然な印象すらあったし。)
ただIMAXなのはとても良いです。目で追う必要性のある作品はIMAX,じっくり見せるタイプの作品はTCXが相応しいように思いました。

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